【Dorico】Tipsその76:符頭を線で結ぶ
ピアノのように2段にまたがる楽譜(=大譜表)の場合、旋律をわかりやすく表わすために符頭と符頭(音符と音符)を線を結ぶことがあります。

(リスト:《3つの夜想曲:愛の夢》〈夜想曲 第3番〉より)
今回は、これをDoricoで入力する方法をご紹介します。
記譜モードで入力
まずは、線で結びたい2つの音符を選択します。音符を複数選択するには、[Ctrl(Win)/⌘(Mac)]キーを押しながら符頭をクリックします。

右ゾーンにある「ライン」をクリックし、ラインパネルを表示します。

ラインパネル
「水平」の中の「開始・終了」に着目します。

:符頭に配置
:小節線に配置
:リズムの位置に配置
今回は、開始・終了ともに
「符頭に配置」に設定しておきます。
あとは、ラインパネルの「水平」セクションにある実線や破線などの中から好きなものをクリックすると……

ラインが追加されました!
浄書オプション
符頭とラインの間隔については「浄書オプション」ダイアログ→「ライン」カテゴリー→「横棒線」セクション→「譜表の内側のライン」で変更することができます。

浄書オプションダイアログはメニューバーの「ライブラリー」の中、または[Ctrl/⌘]+[Shift]+[E]キーで開くことができます。
浄書モードで微調整
記譜モードで編集できるのは「どの音符からどの音符を結ぶか」という「意味」のです。ラインの位置や長さは浄書モードで編集します。

おわりに
符頭と符頭を線で結ぶ記号として、グリッサンドやポルタメントがあります。

これらは今回ご紹介したラインではなく装飾音として入力します。入力方法についてはTipsその37「グリッサンド」をご覧くださいね!


