【Dorico】Tipsその84:リズムによるキュー(“キメ”のリズム表記)

ジャズやポピュラー音楽では、次のようにリズムを表記することがあります。

Doricoでは、こういった“キメ”のリズム表記を、キューとして簡単に入力することができるのです!

キューの基本的な作成方法については「Tipsその83:キュー(ガイド音符)の基本」をご覧くださいね♪

また、キメのリズム表記と一緒に使われることが多いスラッシュ領域は「Tipsその38:番号付き小節、小節リピート記号、スラッシュ領域」で解説しています。

フルスコアにキューを表示

今回は、レイアウトオプション→「プレーヤ」ー→「キュー」→「キューの表示」にチェックを入れて、フルスコアにもキューを表示する設定にしておきましょう。

キューを作成

まずは[Shift]+[U]キー(cue)でキューを追加します。

リズムによるキュー

プロパティパネルの「キュー」グループにある「リズムによるキュー」をオンにすると、音程のないリズムだけの表記になります。

なお、ドラムのような無音程打楽器の場合は「リズムによるキュー」が自動的にオンになることがわかります。

普通の符頭の代わりに「スラッシュ符頭」を使用したり、その外観を変えることもできます。

開始テキスト

キューの開始位置にはインストゥルメント名(今回は「Tpt」)が表示されていますが、プロパティパネルの「開始テキスト」で自由に変更することができます。

テキストが必要ない場合は空欄にします。

テキストがないとキューをクリックして選択することができなくなってしまうので、代わりにガイドが表示されます。

浄書オプション

浄書オプション→「キュー」では、キューに関するさまざまな設定が可能です。

浄書オプションはメニューバーの「ライブラリー」、または[Shift]+[Ctrl(Win)/⌘(Mac)]+[E]キー(engraving)で開くことができます。

ここで設定できる項目は、プロパティパネルで個々に変更(上書き)することもできます。

おわりに

キューのもととなるプレーヤーが不要な場合はフルスコアから非表示にするなど、工夫することでさまざまな表現が可能になります。

従来の楽譜作成ソフトでは、声部を追加して、音符サイズを小さくして……と手間がかかっていたものが、Doricoではとても簡単ですね!

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