【Finale】連符の括弧や数字の表示位置を変更する方法
みなさん、こんにちは。
今回は、連符の括弧や数字の表示位置を変更する方法をご紹介いたします!
デフォルトでは符尾側に表示
連符の括弧と数字は、デフォルトでは符尾側に表示されます。
Finaleでは、これを逆側、つまり符頭側に配置することもできます。
今回は、個別に変更する場合と、まとめて一括で変更する場合との、2つをご紹介します。
個別に変更する場合
[メイン・ツール・パレット]から[選択ツール]を選択し、連符の数字か括弧部分をダブルクリックします。
ハンドルが選択状態になっているのを確認したら、「F」キーをタイプします。すると、選択した連符の数字、または括弧の位置が逆向きに変更されます。
まとめて一括で変更する場合
指定した範囲、あるいは五線内すべての連符の括弧と数字の向きを一括で変更することもできます。
まず、[メイン・ツール・パレット]から[選択ツール]を選択し、変更を適用する範囲を選択状態にします。
次に、[ユーティリティ]メニューの[変更]から、[連符]を選択します。
[連符の変更]画面が開いたら、[配置]部分のリストから任意のものを選択し、[OK]します。
[連符の変更]画面が閉じられると、選択範囲部分における連符の括弧と数字の位置が一括で変更されたのが確認できます。
いかがでしたでしょうか。
今回は、連符の数字や括弧の位置を変更する方法のご紹介でしたが、浄書のルールにおいてはデフォルトでの向きが基本となります。
必要以上に向きを変えてしまうと、かえって楽譜が見にくくなってしまう恐れもありますので、注意しましょう!
それでは、また次回の更新をお楽しみに!