【Sibelius】基本的なレイアウトの方法 〜その3〜 改行・改ページは指定せず複数の小節を同じ段に表示
こんにちは、今日も楽譜作成ソフトウェア「Sibelius」の基本的な機能をご紹介したいと思います。
さて、前回までに改行と改ページについてご紹介しました。続いて今回は、改行や改ページは指定せずSibeliusに任せるけれど、特定の複数小節は必ず同じ大譜表(段)に表示させたい、そんなシチュエーションのときに便利な方法をご紹介します!
Sibeliusの自動レイアウトをうまく使いながら最小限の指定をしたい時に便利な方法です☆
複数の小節を同じ段に表示させたいときは「複数の小節をグループ化」!
早速ご紹介します!
上の楽譜で4小節目と5小節目の間では改行・改ページをしたくない場合を例に取ります。
1. 必ず同じ段に表示したい小節を範囲選択する
2.「レイアウト」タブの「フォーマット」から「複数の小節をグループ化」を選択
すると…
この状態で後続の音符を入力すると…
今回の場合は、グループ化した2小節分がそれ以前の1〜3小節目と同じ段には表示できないとSibeliusが判断し、グループ化した小節の手前で改行が挿入されます。
とても簡単ですね☆
ちなみに前々回にご紹介した「ページをまとめる」機能は、「大譜表の改行」と「複数の小節をグループ化」の組み合わせにより表現されています。
改行・改ページは自分で指定しないけれど、特定の位置で改行・改ページを自動挿入してほしくない場合はぜひこちらの方法をお使いください!
それではまた!