【Sibelius】音符や発想記号の入力により崩れてしまったレイアウトを整える方法
こんにちは、今日も楽譜作成ソフトウェア「Sibelius」の基本的な機能をご紹介したいと思います。
Sibeliusで音符や発想記号・テクニックテキストを入力していくと、その楽譜のレイアウトの状況により音符とテキスト(Sibeliusではそれぞれをまとめてオブジェクトと言います)がぶつかってしまっていることがあります。
また、オブジェクトどうしはぶつかっていないけど、やたら譜表間の間隔が狭くなっている・広くなっている事があると思います。
そんなときは以下の2つの操作を行うことで、入力している楽譜の設定値を見てSibeliusが丁度いい位置になるようレイアウトを調整してくれるんです!
楽譜横方向のバランスを整えるときは「音符間隔をリセット」!
まずは横方向から整えていきましょう。
1. 整列させたい譜表を範囲選択
2.「外観」→「音符をリセット」から「音符間隔をリセット」を選択
すると……
依然ffは衝突していますが、1小節4拍目の不自然な間隔が詰められ、整った状態になっています。
楽譜縦方向のバランスを整えるときは「譜表の間隔を最適化」!
続いて縦方向を調節していきましょう。
1. 整列させたい譜表を範囲選択
2.「レイアウト」→「譜表の間隔」から「最適化」を選択
「最適化」は正確には「譜表の間隔を最適化」となっています。
すると……
こちらの2項目を選択することで、縦横方向のレイアウト崩れを解消することが可能です!
注意点としては、あえてレイアウトを変更している部分が範囲選択に含まれると(レイアウトの整列が実行されると)、デフォルト設定値で整列されるので、レイアウト変更していた部分まで整列されてしまうことになります。ですので範囲選択の際はお気をつけくださいませ。
次回は、このレイアウトの調整に用いられている値の設定箇所をご紹介したいと思います☆
それではまた!