【Sibelius】指定したテクニック記号や発想記号、その他のオブジェクトを簡単にコピーして貼り付ける方法

こんにちは、今日も楽譜作成ソフトウェア「Sibelius」の基本的な機能をご紹介したいと思います。

今回は複数の箇所に同じ記号を入力したいときに便利な方法をご紹介します!

みなさんは入力した記号をコピーして貼り付けるときにどのような方法で行いますでしょうか?

例えば一番わかりやすい方法だと、コピー(Win: ctrl + C, Mac: cmd + C)したあとに貼り付け(Win: ctrl + C, Mac: cmd + C)ですよね。そのまんまですが。。

ピアノの大群

もちろんその方法でもよいのですが、Sibeliusには場合によりさらに便利なコピーペーストの方法があります!

指定したテクニック記号や発想記号、その他のオブジェクトの複製は alt(Mac: option) + shift + クリックで!

Sibeliusには、選択中のオブジェクトをクリックした位置に複製するということができるんです!発想記号を例にとってご説明します。方法は以下です。

コピーしたい発想記号を選択

コピーしたい発想記号をクリックするだけです(選択中の場合青色になります)。

alt(Mac: option) + shift を押しながら貼り付けたい音符をクリック

alt(Mac: option) + shiftを押しながら2小節1拍目の音符をクリックします

できました!こちら使い始めると意外と便利なので、是非覚えてみてはいかがでしょうか?

ちなみにalt(Mac: option) + shift + クリックは指定した音符や小節に対して標準位置にコピーされますが、shiftキーなしのalt(Mac: option) + クリックで、クリックした位置に貼り付けることもできます。

alt(Mac: option) + shiftを押しながらクリックで標準位置への貼り付け

alt(Mac: option)を押しながらクリックでクリックした位置への貼り付け

 

たとえばこんな音型のときにも効果を発揮します!

同じ音型に対するスラーを全部入力するのは大変……。

まずは1つ目のスラーを入力

入力したスラーが選択状態なことを確認して……

alt(Mac: option) + shiftを押しながら2拍目のスラーの開始音符をクリック!

1つ目と2つ目のスラーを選択状態にして……

3拍目のスラーの開始音符をalt + shift + クリック!

一小節目のスラーを全部選択状態にして……

2小節1拍目のスラー開始音符をalt + shift + クリック!

3小節1拍目のスラー開始音符をalt + shift + クリック!

簡単ですね☆

あくまで一例ですので、一番やりやすい方法を是非見つけてくださいね!

 

今回は便利な小ネタのご紹介でした!

それではまた!

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