【Sibelius】編集中の楽譜の表示スタイルを変更する方法(縦 / 横 / 見開き / 片面 / パノラマ)
こんにちは、今日も楽譜作成ソフトウェア「Sibelius」の基本的な機能をご紹介したいと思います。
みなさんがSibeliusで楽譜を編集するとき、通常はページを追加するごとに右方向に楽譜が追加されていくことと思います。
ですので、横方向にスクロールすると楽譜を最初から最後まで確認することができますね!
表示スタイルの変更は、ウィンドウ右下のボタンから行います。
表示スタイルは全部で5種類用意されていますので、今回は表示スタイルのそれぞれを紹介したいと思います!
表示スタイル1: いつもおなじみ!「横に見開き」
初期設定がこちらになっているのでもうおなじみですね、上ですでにご紹介させていただいた
見開きかつ横に表示されるスタイルです。
1ページ目は右ページの設定になっていますので、右ページのみ表示されています。
表示スタイル2: 縦にスクロール!「縦に見開き」
こちらは縦に見開きの表示スタイルです。縦にスクロールすることにより楽譜を見開きで確認できます。
同じく1ページ目は右ページの設定になっていますので、右ページのみ表示されています。
表示スタイル3: 1ページずつ表示させたい時は!「横に片面」
こちらは「横に見開き」と同様横にページが並びますが、見開きではなく各ページが独立して表示されます。
見開きで印刷しない場合のレイアウトを確認するのに丁度いいですね!
表示スタイル4: 1ページずつ表示させたい時は!「縦に片面」
こちらも「横に片面」同様ページが独立して表示されますが、縦に各ページが並びます。
表示スタイル5: 段の折り返しがまったくない!「パノラマ」
こちらは今までとは違い、譜表を完全に横一列に並べます。実はこちらのパノラマ、段を意識したくないときに非常に有用です。
例えば大きなスラーをかけるときや各パートの強弱記号の移り変わりをチェックしたいとき、段で折り返されていると譜表の数が多くなればなるほど
横の流れがぶつ切りになり見落としやすくなってしまったりするんですね(個人差はあります)。
そんなときでも、段の折り返しを全く意識することなく横の流れを確認することができます!
楽器名や音部記号、調号など段頭に表示させる記号類もしっかり注記してくれますので、見間違えることもありません。
ソフトウェアならではの柔軟な表示ができてありがたいですね☆
ぜひみなさんも用途に合わせて楽譜の表示スタイルを切り替えてくださいませ!
それではまた!