【Dorico】Tipsその49(タブ譜の作成)
タブラチュア譜、略してタブ譜(Tab譜)をご存知でしょうか?
いわゆる五線譜とは対照的に、ある音を出すために必要な操作、すなわち奏法を記した譜面のことです。
ギターであれば、押さえる弦とフレットの位置を示した楽譜ですよね!
ということはドラム譜なんかも広義のタブ譜といえますが、今回はDoricoでギター等のフレット楽器のタブ譜を作成する方法をご紹介します。

タブ譜の例。
タブ譜の表示/非表示
タブ譜を表示できるのはフレット楽器です。
「設定モード」でシングルプレーヤーを追加し([Shift]+[P]キー)、「フレット楽器」の中にあるインストゥルメント、ここではクラシックギターを追加します。


「シングルプレーヤーを追加」はこちら。

ギターパート(Doricoの用語だと、ギターというインストゥルメントを持つプレーヤー)が作成され、五線譜が表示されました。
タブ譜を表示させるためには、メニューバーの「ライブラリー」の中、または[Shift]+[Ctrl(Windows)/⌘(Mac)]+[L]キーで「レイアウトオプション」ダイアログを開きます。

「プレーヤー」カテゴリー▶「フレット楽器」に先ほど作成したプレーヤー名(Guitar)が表示されていますね。
デフォルトでは「音符の譜表のみ」になっていますが、「音符の譜表とタブ譜」「タブ譜のみ」に切り替えることができます。

音符の譜表のみ

音符の譜表とタブ譜

タブ譜のみ
ここでは「音符の譜表とタブ譜」にしておきます。
タブ譜のサイズ
デフォルトでは、五線譜に対してタブ譜がやや大きめになっています。
これは「浄書オプション」ダイアログ(メニューバーの「ライブラリー」の中、または[Shift]+[Ctrl(Windows)/⌘(Mac)]+[E]キー)▶「譜表線」カテゴリー▶「タブ譜の譜表線の間隔の倍率」で調整が可能です。

デフォルトは1½(=1.5)ですが、1½(=1.5)〜1¼(=1.25)を目安に適宜調整しましょう。慣れない帯分数でぎょっとするかもしれませんが、小数で「1.25」と入力すると自動的に「1¼」に置き換わりますのでご安心ください♪
五線譜とタブ譜は連動している
五線譜に音符を入力してみると……

タブ譜も表示されましたね!
五線譜を編集するとタブ譜も書き変わり、タブ譜を編集すると五線譜も書き変わります。
五線譜とタブ譜は連動しているのです。
タブ譜にリズムを表示
ここまで出てきたタブ譜、何か足りない気がしないでしょうか。
そうです、符尾がありませんよね。
先ほどレイアウトオプションでタブ譜の表示/非表示を切り替えましたが、その下に「タブ譜にリズムを表示」というチェックボックスがあります。これをチェックすると符尾や休符が表示されます!

日本国内のタブ譜にはもっぱらリズムが表示されていますよね。
タブ譜の見た目を変更する
「浄書オプション」ダイアログの「タブ譜」カテゴリーには、タブ譜の見た目に関するさまざまなオプションがあります。

好みのスタイルに応じて、いろいろカスタマイズしてみてください☆
おわりに
今回はDoricoにおけるタブ譜の基礎をご紹介しました。
次回はタブ譜の入力について掘り下げますので、お楽しみに!


