【Dorico】Tipsその52(フレット楽器の弦とチューニング、カポ)
今回はDoricoで、ギターやベースなどのフレット楽器のチューニングやカポを設定する方法を解説します。
弦とチューニング
設定モードでインストゥルメントの右にある「…」をクリックし、「弦とチューニングを編集」ダイアログを開きます。


右上「互換性のあるプリセットチューニング」の中に、よく使われるチューニングが用意されていますね!
プリセットにないチューニングを指定したいときは、弦をクリックして「開放弦のピッチ」を指定してあげましょう。
ダルシマーや三味線のように「1フレット=半ステップ(1半音)」でない楽器の場合は「変則的なフレットの間隔」にチェックを入れます。

半ステップは「1」、全ステップは「2」とし、コンマ(,)区切りで指定します。ドレミファソラシドであれば「2,2,1,2,2,2,1」となるわけです。
カポ
ギターのネック部分にカポッと(!)挟むことで移調できるカポ(カポタスト)。
先ほどの「弦とチューニングを編集」ダイアログの左下あたりにある「カポ…」ボタンをクリックして「カポの定義」ダイアログを開きます。

すべての弦を押さえるフルカポだけでなく、一部の弦のみを押さえるパーシャルカポも設定できます。
今回はフルカポで2フレットを指定します。

「弦とチューニングを編集」ダイアログでも実際のフレットを模して表示されるので、視覚的にもわかりやすいですね♪
ダイアログを「OK」ボタンで閉じると、実音はそのままにタブ譜の表記が変わったことがわかります。

カポ設定前

カポ設定後
今回はCメジャーコードを押さえたらDメジャーが鳴るようにしたいので、記譜モードで[Ctrl(Windows)/Command(Mac)]+[A]キーで全選択し、メニューバーの「記譜」▶「移調…」で長2度上へ移調しておきます。

ここでは五線やコードネームは実音で表示されていますが、移調表記にする場合は「弦とチューニング」ダイアログの「譜表上の記譜におけるミドルC(MIDIノート60)の発音」を指定します。

今回は長2度上、すなわちド=D音なので「D3」とします。
「OK」ボタンで閉じても、まだ譜面に変化はありません。
メニューバーの「ライブラリー」▶「レイアウトオプション」▶「プレーヤー」▶「フレット楽器」にある「フレット楽器の移調」にチェックを入れ、「音符の譜表とメインコード記号に使用」を選択します。

「移調音」表示にすると、移調表記になりました!

表記はCメジャーですが、プレイバックするとDメジャーが鳴ります。
なお設定モードでプレーヤーカードを右クリックすることで実音のコードと移調音のコードどちらを表示するか選択することができます。


「カポをのコード記号メインコード記号の上に表示」を選択した場合
おわりに
今回までギターなどのフレット楽器特有の表記や設定方法を解説してきました。お役に立ちましたでしょうか?
次回以降もお楽しみに!

