【Finale】[スコア・マネージャー]の序数表記で、複数あるパートの数字をまとめる
みなさん、こんにちは。
今回は、[序数表記]機能をご紹介いたします!
そもそも「序数表記」ってなんのこと?どこにあるの?
序数とは、複数あるパートの数字を指します。つまり、1st, 2nd, 3rdなど、パート分けのこの数字のことを序数といいます。
例えば、[スコア・マネージャー]から、同じ楽器を複数追加していくと、パート名の終わりに数字(序数)が自動で表記されていきます。
これは、[スコア・マネージャー]下部の[パートの序数表記:]にチェックが入ることによって、自動で機能します。
[パートの序数表記:]リストを表示すると、序数表記にいくつか種類があるので、使い分けができるのも嬉しいところですね。
注意しなければならない2点!
この序数表記ですが、2つほど注意しなければならない点があります。
まず試しに、3つあるホルンの五線のうち、一番上のものだけ[パートの序数表記:]のチェックを取り外してみましょう。
すると、このように一番上の五線からは数字が取り除かれ、2つ目のもの以降に「1、2」と序数が続く形となってしまいました。
当然ですが、このような表記のされ方は(特別な事情がない限りは)誤った表記ですので、特に大きな編成の楽譜を編集される場合は、[パートの序数表記:]のチェックの有無についてよく注意しましょう!
また、[パートの序数表記:]にチェックを入れたまま(以下画像中、丸部分)、[正式五線名]に手動で序数を入力(以下画像中、四角部分)してみます。
すると、
このように、同じ数字が二つ並んでしまうことになってしまいました!
なので、序数表記については、[スコア・マネージャー]の機能として入力するのか、あるいは[正式五線名]に手動で入力するのか、どちらか一方に統一するようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
[序数表記]は、デフォルトの状態から機能するようになっているので、あまり気にすることのない機能かもしれませんが、だからこそ先にあげた注意点につまづかれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それでは、また次回の更新をお楽しみに!