こんにちは、今日も楽譜作成ソフトウェア「Sibelius」の基本的な機能をご紹介したいと思います。

今回は少し変わり種のご紹介です。みなさま、l.v. をどのように入力していますか?

l.v. (laissez vibrer, let vibrate)

タイ?スラー?もちろんこれらでも入力できますが、円弧の調整が必要で手間がかかりますよね。(場合によりプレイバックにも影響が出るので、そちらの調整も必要な場合がります)

実はl.v. は「シンボル」に存在しており、こちらからも入力することができます。

それでは早速入力方法をご紹介します!

1. まずはl.v. を付加したい音符を入力

2.「記譜」→「シンボル」を選択してシンボルの一覧を表示

z キーでも開くことができます。

スクロールバーからもわかるように、沢山あります。

3. シンボルの一覧で「音符」欄までスクロールする

かなり下の方にあります

4.「l.v. 上」もしくは「l.v. 下」を選択

5. 置きたい音符の上でクリック!

できました!

シンボルを音符に張り付かせることがポイントです。

一度でも入力するとシンボル一覧の「使用済み」欄に追加されるので、そちらから選ぶと早いですよ☆

しかし、沢山の音符に一つ一つシンボルを貼り付けるのもそれはそれで大変ですよね。そんなときにピッタリのSibelius用プラグインが公開されていますので、導入してみましょう!

Add LV Symbols to Notes

こちらをダウンロードして、プラグインとして追加してください。(公式サイトからのダウンロードですが、プラグインのインストールは自己責任でお願いします)

たとえばこのような楽譜に対して全部l.v.を付加したい場合、若干の位置調整の必要もあり、ひとつひとつ入力していくのは大変ですね。

Add LV Symbols to Notes(追加プラグイン)を使用したl.v. の入力方法

※上記リンクからプラグインのダウンロード及びプラグインの追加が必要です。

1. l.v. を付加したい音符を範囲選択

一括で入力する場合、範囲選択はお決まりですね

2. 追加したプラグインを選択する

my-pluginsというフォルダを作成して追加したので、その場合はこの位置にあります。

3. 表示されるダイアログの設定で問題なければ「OK」を押す

ダイアログは英語表示なので少しわかりにくいかもしれませんが、特に設定を変更しなくてもデフォルト設定の状態でよしなに配置してくれるようになっています。

念のため大まかに説明すると

  • Offsets from left edge of notion spaces:

音符の左端からのオフセット位置(+方向で上もしくは右、-方向で下もしくは左)

l.v. シンボルの位置調整を行いたい場合に設定を変更します

  • Symbols for LV ties:

l.v.に使用するシンボルの設定(すでに下向きには下用、上向きには上用のシンボルが設定されていますので変更の必要はありません)

  • Use default magnetic layout or Turn off magnetic layout

付加するシンボルに対してデフォルトのマグネティックレイアウトを付ける / offにする

  • Skip grace notes

チェックを入れると、装飾音符にはシンボルを付加しない

  • Do not show this dialog (for this Sibelius session)

チェックを入れると、今回のSibelius起動中はこれ以上このダイアログを開かない

 

4. OKを押すと……

できました!

プラグインの導入と利用は少しハードルが高いですが、かゆいところに手が届く便利さがプラグインの魅力ですので、是非利用してみてはいかがでしょうか?

それではまた!