【Sibelius】プレイバック時の小節の再生順序を自由に設定する方法

こんにちは、今日も楽譜作成ソフトウェア「Sibelius」の基本的な機能をご紹介したいと思います。

さて、Sibeliusには柔軟性の高いプレイバックが備わっているのは皆さんご存知かと思います。リピート記号や反復記号括弧を忠実に再生してくれるプレイバック機能はストレスフリーで楽譜の入力を再生してくれるので非常に重宝しますね。

しかしながら、一般的ではないテキストでの繰り返し指示など、特殊な再生順序や繰り返しをプレイバックしたいときはどうしたらいいでしょうか。今回はそんな時に有効な「プレイバック時の小節の再生順序を自由に設定する方法」をご紹介したいと思います!

プレイバック時の再生順序を細かく指定するときは「再生」タブの「解釈」からリピートで設定!

早速ご紹介させていただきます!

1.「再生」タブの「解釈」から「リピート」を選択

2. 表示される「リピート」ダイアログで「リピート手動再生」を選択

デフォルトは「リピート自動再生」になっていると思います

3. 小節を再生する順番をカンマで区切って入力

プレイバック時の再生順序をカンマ区切りで入力します。

この場合、1小節目から80小節目までを繰り返しなしで演奏します

この場合の演奏順序は、1 2 3 4 2 3 4 3 4 1 2 3 4 5 6 7 8 となります

なお、2-1のように小節が裏返る設定にはできません。この入力は無視されます。

プレイバックしてみると……

できました!

写真で変化をお伝えできないのが悔しいのですが、再生順序が先ほど指定した順序になっているかと思います。

こちらの機能、特殊な繰り返しを用いるときに大活躍しますので、ぜひご活用ください☆

それではまた!

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