【Finale】矢印つきのアルペジオ記号を作成する方法
みなさん、こんにちは。
今回は、矢印つきのアルペジオ記号を作成する方法をご紹介します!
破線と矢印の記号を組み合わせて作る
このような矢印つきのアルペジオ記号は、[アーティキュレーション・ツール]の図形や、[変形図形ツール]にも用意されていません。
では、どうするのか……というと、破線と矢印の記号を組み合わせて作成することで処理します!
[アーティキュレーション設計]を使いこなそう
まずは、通常の方法で音符とアルペジオの記号を入力しておきます。
次に、[アーティキュレーション・ツール]で、アルペジオ記号を入力したい音符をクリックします。
[アーティキュレーション選択]画面が表示されたら、下にある[作成]をクリックしましょう。
すると、[アーティキュレーション設計]という画面が表示されます。
まずは、[記号]部分の設定から行いましょう。
① [メイン]をクリックし、[キャラクタの選択]画面が表示されたら、上向きの矢印のキャラクタを選択します。[Kousaku]フォントの場合は、89番を[選択]しましょう。
② [反転]を選択し、今度は下向き矢印を選択します。[Kousaku]フォントの場合は、121番を[選択]しましょう。
[アーティキュレーション設計]画面に戻ったら、中段の[記号オプション]の[音符の下に置く場合]を[反転した記号]に設定します。次の画像のように諸々の設定が完了したら[OK]しましょう。
再び[アーティキュレーション選択]画面に戻りますので、作成した矢印のものを[選択]します。あとは、矢印を適当な位置に合わせたら完了です!
いかがでしたでしょうか。
少し手間はかかりますが、それだけできあがった喜びも大きいものです!
それでは、また次回の更新をお楽しみに!