【Finale】「△7」(メジャー・セブンス)や「○」(ディミニッシュ)など、記号を使用するコードの表記方法

皆さん、こんにちは。

こんなコード記号をご覧になったことはありませんか?

左から「△7」、「○」、「ø」と並んでいますが、それぞれ順に「メジャー・セブンス」、「ディミニッシュ」、「ハーフ・ディミニッシュ」を示す表記です。

こうした、記号を用いるコードもFinaleでは表記することができます!

というわけで、今回は「記号を使用するコードの表記方法」をご紹介いたします!

この表記方法、通常のやり方では……。

「いやいや、そんなのいつも通りに[コード・ツール]を使って、五線にタイプすればいいじゃない!」と思った方もいらっしゃるかもしれません。

それでは、試しにやってみましょう。

[メイン・ツール・パレット]から[コード・ツール](画像中、赤四角部分)を選択して、C△7と入力して、

これで、決定……と、おや?

こんなウィンドウが表示されました。
なにやらサフィックスを新たに設定しなければならないようですが、ひとまずここは[はい]を選択してみましょう。すると……、

今度は、[コード・サフィックス編集]という、なにやら難しい設定をたくさんしなければならない雰囲気のする(!)ウィンドウが表示されました!
結論からいえば、「この画面から△7という表記を設定するのは可能」なのですが、このウィンドウで操作を挫折してしまった人も少なくないのではないでしょうか(なにを隠そう、私もその一人です……。苦笑)。

もっと簡単な方法をご紹介いたします!

合言葉は、「:(コロン), 0(ゼロ)」!

まず、[メイン・ツール・パレット]から[コード・ツール]を選択し、文字入力モードが「英字」の状態で、ルートをタイプします(ここでは、大文字「C」を入力します)。

そのまま、カーソルが点滅している状態で、「:」(コロン)と「0」(ゼロ)をタイプし、エンターを押します。

ルートとの間にスペースなどもいりません

すると、[コード・サフィックスの選択]というウィンドウが表示されます。

この中には、ありとあらゆるサフィックスが用意されています!
「△7」は2番目にありますので(前の画像中、四角部分)、それを[選択]しましょう。

これで、「△7」の入力ができました!

ちなみに、「○」(ディミニッシュ)は[コード・サフィックスの選択]リストの89番に、「ø」(ハーフ・ディミニッシュ)は90番にあります!

サイズが小さくて見つけるのに苦労しますが……


いかがでしたでしょうか。
合言葉の「:0(コロン・ゼロ)」を忘れずに覚えておいてくださいね!

それでは、また次回の更新をお楽しみに!

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