【Finale】スコア譜とパート譜とで、小節番号をそれぞれ異なる表示方法に設定する

みなさん、こんにちは。

今回は、スコア譜とパート譜とで、小節番号を異なる表示方法に設定する方法をご紹介します!

ご存知でしたか……?

Finaleでは、スコア譜とパート譜とで異なる表示方法を設定することができます!

「スコアでは毎小節、小節番号を表示させたいけど、パート譜では段頭だけ表示すればいい」

「スコアには小節番号を一切表示させないけど、パート譜には5小節単位で表示させたい」

など、それぞれを一度に設定することができるんです!

これが使えると、小節番号の設定は使いこなせたも同然ですよ!

[スコア譜]タブと[パート譜]タブとを使い分けましょう

それでは例として、「スコアでは、最下段の五線の下に常に小節番号を表示させ、パート譜では段頭にだけ表示する」という設定をしてみます。

まずは、いつも通り、[書類]メニューから[小節番号の範囲を編集]を選択し、[小節番号]画面を表示させましょう。

[小節番号]画面が表示されたら、まずはスコア譜の設定を行います。

(最下段の五線の下に常に小節番号を表示させる方法は、こちらの記事をご覧ください。)

それぞれの設定の数値などは、このようにしてみましょう。

[表示位置]はこのようにしてみました

次に、パート譜での表示の設定を行います。

画面中央辺りにある[パート譜]タブをクリックし、[スコア譜の定義を使用]のチェックを外します。これで、パート譜独自の設定を行うことができます!

さて、以下の画像のように設定をしてみましょう。

[パート譜]タブをクリックして、設定を行う

設定は以上で完了です!

これで、スコア譜とパート譜とで、それぞれ異なる表示方法を設定することができました!

スコアでは、最下段に小節番号が常に表示されている

一方、パート譜には段頭だけに表示される


いかがでしたでしょうか。

これまで数回にわたって小節番号に関する機能についてご紹介してきましたが、今回はその集大成のような内容でしたね。

是非、つかいこなして見やすい楽譜を作ってみてくださいね。

それでは、また次回の更新をお楽しみに!

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