【Sibelius】特定の機能をショートカットキーに割り当てる方法(例:異名同音の変換をショートカットキーで行う)
こんにちは、今日も楽譜作成ソフトウェア「Sibelius」の基本的な機能をご紹介したいと思います。
これまでコラムでご紹介した操作には、必ずといっていいほどショートカットキーによる操作がありました。やはり様々な機能にキーボードショートカットにより簡単にアクセスできるのは快適ですよね。
ただ、標準ではショートカットキーが割り当てられていない機能もたくさんあります。また、すでにショートカットキーが割り当てられているけれど、他のショートカットキーとの組み合わせによりショートカットキーの割り当てを変更したいシチュエーションもあると思います。
そんなときもご安心ください!Sibeliusには各機能に対するショートカットの割り当てを自在に変更することが可能です☆
それでは早速ご紹介したいと思いますが、ここでは「異名同音の変換」を例にとりたいと思いますので、順を追ってご紹介させていただきます!
異名同音の変換は「音符入力」の「書き換え」からすばやく変換!
1. 異名同音の変換を行いたい対象の音符もしくは範囲を選択する
2.「音符入力」タブの「音符入力」から「書き換え」を選択する
すると……
注意点としましては、ダブルシャープ、ダブルフラットには変換ができません。
さてこの異名同音の書き換え、個人的には使用したくなるタイミングが少なくない頻度であるのですが(MIDIキーボードで入力している場合など)初期状態ではショートカットキーに割り当てられていません。この動作に対してショートカットキーを割り当てて、すばやく異名同音の書き換えを行えるようにしてみたいと思います!
特定の機能にショートカットキーを割り当てたり、割り当てを変更・解除する場合は「環境設定」の「キーボードショートカット」から!
1.「ファイル」タブの「環境設定」を選択する
2. 開いた環境設定メニューから「キーボードショートカット」を選択する
3. 割り当てを編集したい動作を選択してからキーボードショートカット欄の「追加」を選択する
今回は、タブまたはカテゴリー: [音符入力]タブ 、機能: 臨時記号の異名同音/テキスト編集 を選択して、キーボードショートカット欄の「追加」を選択します。
ここで、はじめてキーボードショートカットを登録する場合など、「現在の機能セット」がSibeliusがあらかじめ用意した機能セットになっている場合は、ユーザー設定の機能設定を追加するダイアログに移行します(Sibeliusがあらかじめ用意した機能セットは変更不可のためです)。
4. 割り当てたいショートカットキーを入力する
入力したショートカットキーがすでに他の機能に割り当てられている場合はダイアログが表示されます。
正しく設定できているか確認します。今回の場合は異名同音に変換したい音符を選択して、割り当てたショートカットキーを入力すると……
作業効率を劇的にアップさせられること間違いなしなので、ぜひみなさんもよく使用する機能にショートカットキーの割り当てを!
それではまた☆