【Finale】拡大・縮小された符頭に通常のサイズの発想記号・アーティキュレーションを入力する方法
みなさん、こんにちは。
今回は、拡大・縮小された符頭に通常のサイズの発想記号・アーティキュレーションを入力する方法をご紹介します!
音符サイズに合わせて、貼り付けられる記号類も影響を受ける?
次の譜例をご覧ください。
最初の音符は「75%」に縮小されていますが、「ff」の強弱記号もその影響を受けて、縮小されています。
このように、拡大・縮小された符頭に貼り付けられた記号類も、その影響を受けるようになっています。
では、この記号類を通常サイズのまま貼り付けるにはどうしたらよいのでしょうか。
[発想記号割付の編集]から設定を変えましょう
まずは、通常サイズにしたい発想記号のハンドルを右クリックして、表示されるメニューから[発想記号割付の編集]をクリックします。
すると、[発想記号の割り付け]画面が表示されるので、中段ほどにある[音符の拡大縮小率に比例させる]のチェックを外します。
[OK]して楽譜編集画面に戻ると、サイズが通常のサイズになっています。
アーティキュレーションの場合は……
アーティキュレーションにおいても、やはり同様のことが起こります。
次の譜例のように、装飾音符はサイズが縮小されているために、そこに貼り付けられたアーティキュレーション(指番号)も、縮小されて表示されています。
アーティキュレーションを通常のサイズで表示したい場合は、一度、同じ小節内の通常のサイズの音符に貼り付け、その後、ドラッグして縮小された音符の適切な位置に移動させる方法を採ります。
いかがでしたでしょうか。
発想記号とアーティキュレーションで、それぞれ操作が異なりますのでご注意を!
それでは、また次回の更新をお楽しみに!