【Finale】テンポ指示やリハーサルマークの表示位置を変更する方法

みなさん、こんにちは!

早速ですが、以下の画像をご覧ください。

(これは、一般的な表記の仕方ではありませんが)Finaleでは、このように[速度標語]、[速度変化]、[リハーサルマーク]のそれぞれの表示位置を個別に設定することが可能です。

今回は、その方法をご紹介いたします。

それぞれのカテゴリを編集する

この表示位置の設定は、[カテゴリ用表示セット]という画面で行います。

以下の手順でその画面を開きます。

1. [書類]メニューから[発想記号カテゴリの設計]を選択し、[発想記号カテゴリの設計]画面を開きます。

2. 画面内左リストから、表示位置を編集したいカテゴリをクリックして選択します。
ここでは例として、[速度標語]を選択しましょう。(以下画像中、四角部分)

3. 画面内下方にある[カテゴリ用表示セット]を[Score List 1]にし、すぐ右にある[編集]をクリックします。(以下画像中、丸部分)

4. すると、[カテゴリ用表示セット]画面が開きます。速度標語などの表示位置(パート)の設定は、この画面から行うことができます。
例として、[速度標語](Allegro)は全パートに表示させますので、[スコア譜]の[すべての五線]のボックスをクリックし、[OK]を選択しましょう。

5. 再び、[発想記号カテゴリの設計]画面に戻ると思いますので、左のリストから今度は[速度変化]を選択し、今度は[カテゴリ用表示セット]を[Score List 2]にし、すぐ右にある[編集]をクリックします。

[Score List 2]にしてから[編集]するのがポイントです!

6. [速度変化](rit.)は、ここでは上部2つのパートに表示させますので、それらのパート2つにチェックを入れて、[OK]を選択しましょう。

7. リハーサルマークも同じように操作をして設定を行います。

[発想記号カテゴリの設計]画面で[リハーサルマーク]を選択し、[Score List 3]にした状態で[編集]ををクリックします。
リハーサルマークは、ここでは最上段のパートのみに表示させますので、そのパートにチェックを入れます。

[Score List 3]に変更するのを、くれぐれもお忘れなく!

以上で、それぞれの設定が完了しました。これで、冒頭の画像のようにそれぞれが設定された位置に表示されます!


いかがでしたでしょうか。

[カテゴリ用表示セット]は8つあるので、最大で8パターンが設定できます。
また、それぞれのリストに名称が設定できますので、判別しやすいように場合に応じてそちらも設定すると良いでしょう!

それでは、また次回の更新をお楽しみに!

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