【Sibelius】五線間を貫く小節線の引き方
こんにちは!今回は、Sibeliusにおける「五線間を貫く小節線の引き方」です。
そもそも「五線間を貫く小節線ってなんだ?」というところですが、これです!
「Flutes」の五線から「Bassoons」の五線までを貫いて1本の小節線が引かれていますよね。これです!
テンプレート(Sibeliusでは譜面用紙、と呼ばれています)から作成したままの状態なら元々このように五線間を貫く形で小節線が引かれているのですが、自分で五線を足したり削除したりしていると引かれていなかったり、本来の意図とは違う形で引かれてしまう場合があります。
今回はこの五線間を貫く小節線を、手動で引く方法をご紹介します!
上のスクリーンショットのケースに則ってご説明します。
基本的には、五線左側についたグループ括弧で括られた五線のかたまりにリンクする形で小節線を貫くのがオーソドックスな方法ですので、そのようにしていきます。
「Horns in F」の小節線(どこの小節の小節線でもOKです)の下側をクリックします。すると、以下のようなハンドルが表示されます。
このハンドルを再度クリックするか、あるいはそのままドラッグして下の「Trumpets in B♭」まで伸ばします。
これで五線間を貫く小節線が引けました!
今回は上の五線(Horns in F)から下の五線に(Trumpets in B♭)に向かって引きましたが、下の五線から上の五線に向かって引くことも可能です。
特にFinaleからSibeliusに乗り換えた方や、併用している方には直感的すぎて逆にたどり着きにくい操作でしたので、今回ご紹介させていただきました!