【Sibelius】1番括弧、2番括弧、1.2.3番括弧など反復記号の括弧を入力する方法
こんにちは、今日も楽譜作成ソフトウェア「Sibelius」の基本的な機能をご紹介したいと思います。
今回は1番括弧、2番括弧、1.2.3番括弧など反復記号の括弧の入力方法をご紹介します☆
1番括弧など反復記号の括弧の入力は「ライン」から!
前回オクターブ記号の入力方法をご紹介しましたが、今回の反復記号括弧もオクターブ記号と同じくラインツールを使用します!直感的でわかりやすいですね。
入力方法はこちら☆
1. 反復記号括弧を入れたい範囲を選択
2.「記譜」→「ライン」で一覧を表示
3. 一覧から該当の反復記号括弧を選択
すると……
4. 手順1〜3を繰り返して次の反復記号括弧を入力
これだけで反復記号括弧の入力ができ、プレイバックにも反映されます!便利ですね☆
4番括弧や1.2.3番括弧など、あらかじめ用意されていない括弧を入力したいときは大譜表ラインの新規作成!
Sibeliusには最初から以下の括弧が用意されています。
しかし楽曲によっては4番括弧や1.2.3番括弧などSibeliusには用意されていない番号の反復記号括弧を使用したい場合もあることと思います。
そんな時は大譜表ラインを新規で定義しましょう!例えば 1.2.3. 括弧を入力したいときは……
1.「記譜」→「ライン」で「ラインの編集」を選択
2. 作成したい括弧のタイプと同じ括弧を選択した状態で「新規…」ボタンを押す

こちらのダイアログでは「はい」を選択してください
3. 開始テキストの「編集ボタン…」を押し、あらたに番号を入力してからOKを押す
4. 一覧表示から追加した反復記号括弧を選択
このようにして、あらかじめ用意されている括弧以外も作成することができます。
ただ一つ気になるのは、追加した反復記号が正しくプレイバックに反映されるか、ということですね。ご安心ください。Sibeliusが追加した括弧に対して自動で判別してくれます(開始テキストに入力されている数字を見て、最大8番まで繰り返すことができます)。
プレイバックへの反映状況はインスペクターを開くことで確認ができます。
みなさんも是非使いこなしてくださいね!ただし反復記号括弧が縦横無尽に張り巡らされた迷路みたいな楽曲を作らないように!
それではまた☆