【Sibelius】入力した楽譜の音価を半分や倍の長さに変更する方法

こんにちは、今日も楽譜作成ソフトウェア「Sibelius」の基本的な機能をご紹介したいと思います。

早速ですがみなさん、入力した楽譜の音価を倍やその反対の半分にしたいと思ったこと、ありませんか?

例えばこのフレーズを……

倍の音価にしたり

半分の音価にしたり

そんなときにイチから入力し直すのは大変だったりするシチュエーションもあると思います。また、手入力ゆえ微妙な入力ミスに気づかないまま入力し直してしまうこともあるかと思います。そんなときはSibeliusの機能を用いて簡単に入力した楽譜の音価を倍もしくは半分にしちゃいましょう!

それでは方法をご紹介します☆

入力した楽譜の音価を半分/倍にするときは「音符入力」タブの「変換」から!

1. 音価を変更したい範囲を選択する

複数の譜表を選択可能です

2.「音符入力」タブの「変換」メニューから「ダブル」もしくは「半化」を選択する

今回は例として「半化」を選択します

3. 表示されるメニューでいずれかの選択をした状態で「OK」ボタンを押す

「音符のみをコピー」はその名の通り音符のみコピーされ、「小節のすべてのオブジェクトをコピー」は音符に付随するスラーやテクニックテキスト、発想記号テキストなどもコピーされます。

4. 新規ファイルが作成されるので、該当部分をコピーして元の楽譜の貼り付けたい場所にコピーペーストする

「変換」メニューの「ダブル」「半化」は変換後の楽譜を新規ファイルとして別ウィンドウで開きます。

もし曲全体を変換する場合など、新規ファイルの方で今後編集したい場合はそちらのファイルを用いるか、既存のファイルに対して変換を掛けたいときはひと手間かかりますがその新規ファイルの該当部分をコピーし、元の楽譜の貼り付けたい位置にコピーペーストします。

拍子記号も分母が半分の音価になっていますが、このままコピーペーストします

ペーストしたところ

新規作成されたファイルが今後必要ない場合は「いいえ」を押してファイル保存しないようにします。

 

「ダブル」を選択して同じように変換すると……

このとおり!

 

 

かゆいところに手が届く、そんな機能だと思いますのでぜひ皆さんもお困りの際は「変換」メニューの「ダブル」「半化」を活用してくださいね☆

それではまた!

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