【Sibelius】複数の譜表にまたがる大きな拍子記号を入力する方法

こんにちは、今日も楽譜作成ソフトウェア「Sibelius」の基本的な機能をご紹介したいと思います。

段数の多い譜面や、拍子記号を目立たせたい目的で(拍子記号を沢山書くのが手間なので)複数の譜表にまたがって一つの拍子記号を表示したい場合があります。このような場合は拍子記号の設定を少し変えてあげるだけで簡単に表示させることが可能です!

大きな拍子記号は「記譜ルール」で拍子記号(大)を選択!

1.「外観」タブの「記譜ルール」を選択する

2.「拍子記号」メニューのテキストスタイルを「拍子記号(大)」に変更する

3.「テキストスタイルの編集…」を選択する

4. フォントを「Opus Big Time Std」に変更する

5.「行間」を「100%」にする

すべて設定した状態はこのようになります

6. 拍子記号を入力する

位置が上の方になってしまっています

7.「外観」タブの「デザインと位置」から「標準設定の位置」を選択する

8.「拍子記号(大)」を選択し、「キーボードで作成する」メニューの「譜表からの垂直位置」をスコア、パート共に0にする

すると……

できました!

もちろん新しく入力する拍子記号も同様の表示になります☆

選択箇所に表紙変更を入力すると……

できました!

大譜表テキストと同じく、複数のグループに表示することが可能です。ぜひみなさんもご活用くださいませ!

それではまた☆

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