【Finale】指定した複数の譜表が含まれたパート譜を作成する方法
みなさん、こんにちは。
今回は、指定した複数の譜表が含まれたパート譜を作成する方法をご紹介します!
パート譜の原則
パート譜は、原則1パートのみによって作成されます。
しかし、実は複数のパートをまとめてパート譜に収めることもできます!
例として、[Trumpet in Bb 1]のパート譜に[Trumpet in Bb 2]の五線をまとめてみましょう。
[パート譜の管理]を使いこなす
まずは、[書類]メニューから[パート譜の管理]を選択します。
表示される[パート譜の管理]画面には3つの大きなリストがありますが、それぞれ以下のようになっています。
- リンクしたパート譜:現状、スコア譜に楽器がセット(追加)されており、パート譜がすでに作成されている楽器のリスト
- パート譜を構成する五線とグループ:[リンクしたパート譜]リストで選択されている楽器のパート譜に表示されている五線のリスト
- パート譜に使用可能な楽器:[パート譜を構成する五線とグループ]に追加できる楽器のリスト
つまり、さきほどの画像をあえて言葉で説明するならば、「現在、[Trumpet in Bb1]のパート譜には[Trumpet in Bb 1]の五線が表示されており、[Trumpet in Bb 2]などの楽器をパート譜に組み込むことができる」ということになります。
ですので、操作の続きとして、[パート譜に使用可能な楽器]リストから[Trumpet in Bb 2]を選択し、[パート譜に追加]をクリックします。
これで[OK]すると、[Trumpet in Bb 1]のパート譜に[Trumpet in Bb 2]の五線が追加されたのがわかります。
いかがでしたでしょうか。
しかしよく見てみると、五線をまとめたものの左上にあるパート譜名が未だに[Trumpet in Bb 1]のままになってしまっています。
そういったときは、[パート譜の管理]画面に戻り、真ん中にある[パート譜名の編集]を選択し、適切な文字を入力しておきましょう。
それでは、また次回の更新をお楽しみに!