【Sibelius】初心者向け!Sibeliusで楽譜作成 その1 Sibeliusって何?
こんにちは!これまで当コラムではSibeliusの様々な機能をご紹介してまいりましたが、いずれもある程度Sibeliusを使っている方向きのご紹介でした。
今回からは打って変わって初めてSibeliusをお使いになる方に向けて、とにかく楽譜をSibeliusで作成してみよう!を目的として順を追ってご紹介していきたいと思います☆
さて、そもそもSibeliusとはなんなのでしょうか?簡単にご説明しますと、コンピュータで楽譜制作ができるソフトウェアです。かつては手書きにより制作されていた楽譜も今やコンピュータを用いて制作することが当たり前の時代となりました。
例えばオーケストラの楽譜を作成する場合、フルスコアに加えてパート譜も作成する必要があります。手書きの場合はそれぞれの楽譜をすべて一から記譜していく必要がありますが、コンピュータで作成する場合、フルスコアに記譜するだけで自動的にパート譜も作成されます。
楽譜制作においてもコンピュータのメリットを享受することができるのですね。
楽譜制作ソフトのSibeliusは1993年にリリースされてから今に至るまで、楽譜制作ソフトのシェアを大きく占めています。今回からはそのSibeliusを初めてお使いになる方に、順を追って楽譜の作成方法をご紹介できればと思います!
そんなSibeliusには今現在3種類のバージョンがありますので、使用用途によって必要なものを入手されるとよいかと思います☆
とにかくコンピュータでの楽譜作成を試してみたい!方は「Sibelius | First」
作成できる楽譜の最大パート数が4パートまでなど、機能が限定されているバージョンですが、まずは少し触ってみたい、体験してみたいという方にはオススメです。最大の特徴は無料であること!
腰を据えて楽譜を作成したいけれど、オーケストラほど巨大な楽譜は作成しない!方は「Sibelius」
最大パート数は16パートですので、ある程度の規模の楽譜を作成することができます。記譜法や機能についても全てではありませんが対応しています。こちらのバージョンはサブスクリプションもしくは永続ライセンスを購入する必要があります。後述するフル機能版よりお手軽な価格で購入が可能です。
小規模から大規模な編成まで、どんな楽譜でも作成したい!方は「Sibelius | Ultimate」
こちらのバージョンはSibeliusの機能をフルに使うことができます。Sibeliusの魅力の全てを体感しましょう!サブスクリプションもしくは永続ライセンスを購入する必要があります。
用途に合わせてお選びくださいね!それではまた☆