【Finale】必要な情報だけをスピーディにペーストする〜効率の良い作業のために⑥
みなさん、こんにちは。
作業の中で、ペーストを使うことは多々あるかと思いますが、今回はペーストにまつわるテクニックを2つご紹介いたします!
「alt」キー + クリックでパパッとペースト!
まずは、簡単でスピーディにペーストができる小技をご紹介します!
[選択ツール]で、ペーストしたい小節をクリックし選択状態にします。
そして、「alt」キーをタイプしながら右隣の小節クリックします。すると、
同じ内容のものがペーストされます!
「command (Ctrl)」キーを使ったコピー&ペーストよりもスピーディですし、もちろん、複数パート、複数小節を選択した状態でもできるので、とても便利です!
特定の情報のみをペーストすることもできます!
以前、【特定の情報だけを削除する方法】をご紹介しましたが、これはペーストにおいても同じことができます!
さきほどの楽譜を使ってご紹介します。
まず、「shift + alt + command +F 」(Windowsは、『Shift + Alt + Ctrl + F』)キーをタイプします。
すると、[ペースト項目対象]という画面が表示されます。
文字通り、ペーストするもの・しないものをこの画面で設定することができます!
さて、ここでは例として、[音符/休符]と、[アーティキュレーション]にのみチェックを入れ、[OK]を選択します。
さきほど紹介した手順で、次の小節にペーストします。すると、
発想記号のフォルテを除いた情報だけが次の小節へペーストされました!
いかがでしたでしょうか。
ペーストは、リズム・パターンなど、あらゆるシーンにおいて使う頻度が高いと思いますが、そのときそのときで必要な情報をパパッとできると、とても気持ちがいいですよ!
それでは、また次回の更新をお楽しみに!