【Sibelius】譜表の大きさ、譜表の余白、譜表の間隔、音符間隔を設定して、綺麗なレイアウトを設定する方法
こんにちは、今日も楽譜作成ソフトウェア「Sibelius」の基本的な機能をご紹介したいと思います。
前回は「音符や発想記号の入力により崩れてしまったレイアウトを整える方法」をご紹介しましたが、では、Sibeliusがレイアウトを整える際に一体どの設定によって整えるのでしょうか。答えは簡単です、その楽譜に設定された譜表の大きさ、譜表の余白、譜表の間隔、音符間隔などを見て整えるんです。
では譜表の大きさ、譜表の余白、譜表の間隔、音符間隔をどこで設定すればよいのでしょうか?今回はそのようなレイアウトに関わる設定をする方法をご紹介したいと思います!
譜表の大きさを変更する
それではまず譜表の大きさを変更する方法から行きましょう☆
「レイアウト」→「ドキュメントセットアップ」から「Normal Staff Size」を変更!
こちらの設定を変更することで、譜表のサイズが一律で変更されます。
ページの余白・譜表の余白を変更する
ページの余白:設定した用紙サイズの端から上下左右に対しての余白です。
譜表の余白:ページ余白からみてさらに上下左右に対しての余白です。
方法は以下です。
「レイアウト」→「ドキュメントセットアップ」から「ドキュメントセットアップ」ダイアログを開く!
譜表の余白は先頭ページとそれ以外で上下に対して個別の設定をすることができます(先頭ページにはタイトルを入れることがあるからですね)。
譜表の間隔を変更する
譜表の間隔は以下から変更することができます。
「レイアウト」→「譜表の間隔」から「間隔」を変更!
それぞれ譜表間と大譜表間に対して個別の設定が可能です。
音符間隔を変更する
最後は音符間隔の調整です。音符入力時や音符間隔をリセット時、こちらの設定値に基づいて整列します。
ただ、基本的にはこちらを変更しなくても丁度よくなるようになっているかと思います。デフォルトの音符間隔の微調整を行いたいときなどに変更するのがよいかと思います。
変更方法は以下です。
「外観」→「ハウス スタイル」から「音符間隔ルール」を選択!
装飾音符周りの間隔などは微調整したくなることもあるかもしれませんので、是非ご活用くださいませ!
Sibeliusで「音符間隔をリセット」や「譜表の間隔を最適化」したときは上記の設定値により整列されますので、微調整は上記から行うとよいかと思います!
それではまた☆