【Finale】さまざまなオンコード(分数コード)表記の入力方法

みなさん、こんにちは。

今回は、さまざまなオンコードの表記方法についてご紹介します!

オンコードって……?

オンコードとは、ルート以外のベース音を指定するコードの表記方法をいいます。

オンコード表記には、以下の3つのタイプがあります。

1. スラッシュを用いた表記方法

2. アンダーバーを用いる表記方法

3. コードの右上に「on ○」と文字を置く表記方法

早速、それぞれの入力方法についてご紹介していきます!

スラッシュを用いた表記方法

スラッシュを用いた音コード表記は、[コード・ツール]による通常のコード入力と同様に、キーボードをタイプすることで入力します。

基礎となるコードを入力したら、「スラッシュキー」をタイプし、続けてベース音を入力しましょう。

半角英数モードで入力しましょう

入力が済んだら、escキーかtabキー、またはスペースキーをタイプしましょう。これで、コードが正しく表示されます!

アンダーバーを用いる表記方法

こちらも、通常の入力方法と同様に入力ができます!

基礎となるコードを入力したら、「shift + アンダーバー」キーをタイプし、続けてベース音を入力しましょう。

こちらも、半角英数モードで入力するのをお忘れなく!

入力が済んだら、escキーかtabキー、またはスペースキーをタイプしましょう。これで、コードが正しく表示されます。

コードの右上に「on ○」と文字を置く表記方法

この表記方法は、[コード・ツール]のサフィックスとして登録しておくことでも表記をすることが可能ですが、サフィックスの新規登録は操作がいささか複雑ですので、[発想記号ツール]の[演奏指示]として作成する方法で再現してみます。

まず、[発想記号ツール]の[発想記号の選択]から、[演奏指示の作成]を選択します。

[文字発想記号の設計]画面中央の[文字]部分にオンコードの表記を入力します。

オンコードのフォントも、コードネームのものと同じArialフォントにしておくと綺麗に見えます

[配置]は、概ね、画像のような数値に設定してみます。

計測単位は、[EVPU]にしています

あとは、これを[配置]すれば完了です!


いかがでしたでしょうか。

私は、2.のアンダーバーの表記方法を知ったときは「こんな簡単にできたのか!」と驚きました!

それでは、また次回の更新をお楽しみに!

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