【Finale】小節番号を任意の数字から始める、曲の途中で新たに「1」から振り直すなど、小節番号を振り直す方法
みなさん、こんにちは。
今回は、小節番号を振り直す方法についてご紹介いたします!
冒頭の小節を、任意の番号から始める方法
冒頭の小節番号を、「2」以降の数字から振り直すことができます。
例えば、「68」という数字から始めるように設定してみましょう。
まずは、[書類]メニューより[小節番号の範囲を編集]をクリックします。
[小節番号]画面が表示されたら、[選択範囲の最初の小節番号]の欄に[68]と入力し、[OK]しましょう。
これで操作は完了です。簡単ですね!
曲の途中で小節番号を「1」にして、振り直す方法
組曲など、いくつかの楽章からなっている作品の場合、曲の途中で新たに小節番号を振り直す必要性が出てきます。
例として、次の譜例の2段目から小節番号を振りなおしてみましょう。
さきほど同様に、まずは[小節番号]画面を表示させます。
[小節番号]画面の最上段のメニューで選択されているのは、現在設定されている小節番号の設定ですので、これを[1小節目から3小節目まで]と入力しておきます。こうすることで、[68]から振り直された小節番号は冒頭の3小節間だけに適用されることになります。
次に、2段目以降の小節番号を新たに追加します。
[小節番号]画面上段右の[追加]をクリックし、新たな小節番号定義を追加します。
次に、[範囲2]の部分において、[4]小節目から[999]小節目までとし、[選択範囲の最初の小節番号]を[1]と、それぞれ入力します。
これで、操作は完了です![OK]を選択すれば、2段目から新たに小節番号が振り直されていることが確認できます。
小節番号の設定を変更する際の注意点
[小節番号]画面における[範囲]欄には、デフォルトの小節番号を入力します。
これはなぜかというと、例えば今回の譜例では冒頭の小節を[68]と振りなおしましたが、ファイルの中では[1小節目]と認識されているからです!
また、小節番号の設定を変更する際は、必ず作業の一番最後に行うようにしましょう。
これは、プレイバックをはじめ、小節番号を指定することで動作する他の操作において、小節の指定がうまく行われないことを防ぐためです。
いかがでしたでしょうか。
[小節番号]の設定は、使いこなせると非常に柔軟な表記も可能になります!是非、使いこなしてみてくださいね!
それでは、また次回の更新をお楽しみに!