【Finale】[五線ツール]を使って複数の楽器を括弧でまとめる!(グループ括弧の追加の仕方)

以下の画像をご覧ください。フルートと空五線が2つある楽譜です。
 
 
今回は、この2つの空五線をピアノの楽譜のように括弧でくくる方法をご紹介します!

グループ括弧の追加は[五線ツール]で!

括弧でくくるには、あらかじめ、くくられる複数の五線を選択しておく必要があります。
 
まずは、[選択ツール](画像中①)の状態で、上側の空五線の、左右どちらかの空いたスペースをクリックします。

矢印のマークが[選択ツール]です

丸で示した辺りをクリックします

すると、この五線の全小節が選択された状態になります。
 

上側の空五線の全小節が選択されました

このまま、[shift+方向キーの下]の操作で、下の五線も同様に選択状態にしましょう。
 
 
続いて、[メイン・ツール・パレット]から、[五線ツール](画像中②)を選択します。
 

ト音記号のマークが[五線ツール]です

そして、[五線]メニューの[グループ]から、[グループ化]をクリックしましょう。
 

[五線ツール]にしているときのみ、このメニューが表示されます

 すると、[グループ属性]という画面が表示されます。
 
 
ピアノの楽譜として五線をくくりますので、上側の赤い四角で示した[正式グループ名:]に「Piano」、[省略グループ名:]に「Pno.」と、それぞれの[編集…]から入力します。
(丸で囲ってある[グループ名表示]にチェックが入っていることも確認しておきましょう!)
 
また、下側の赤い四角で示した部分では、括弧の種類などの設定を行うことができます。
現状では[なし]が選択されていますが、右から3番目のものを選んで、[OK]をクリックしましょう。
 

それぞれの情報を入力した状態です

これで、二つの空五線が括弧でグループとしてくくられました!
 

楽器名の「Flute」は黒色で表示されますが、グループ名の「Piano」は青色でそれぞれ表示されている点にもご注目!

いかがでしたでしょうか。括弧が入るだけでも、しっかりした楽譜のように見えてきますね!
 
それでは、また次回の更新をお楽しみに!

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