【Sibelius】連桁のつながり方を変える方法(連桁を分割する・まとめる)

こんにちは、今日も楽譜作成ソフトウェア「Sibelius」の基本的な機能をご紹介したいと思います。

普段Sibeliusで入力する際、四分音符よりも短い音価の音符を連続で入力すると自動的に連桁がくっついたり拍子に合わせて区切ってくれたりするので、連桁についてそんなに意識することはないかもしれません。

4/4の設定で入力したところ

通常の設定で入力していればこのように分断されて入力されることは起こらない

しかし、連桁の区切りを変えたい時も少なからずあると思います。

これでは運命の扉(弟子談)は叩けない

このようにして初めて運命の扉(弟子談)は叩くことができる。knock knock!

もうすでに変更方法をご存知の方はここから変更できる、というのがすぐに分かると思いますが、今回はまだ連桁のつながりの変更方法をご存知ない方に向けて、「連桁のつながり方を変える方法」を解説したいと思います!

連桁のつながり方を変えるときはテンキーで!

例えば先ほどのような連桁の区切り方を変えたい場合は……

1. まずは通常通り音符を入力

Sibeliusで音符入力すると最初は上記の連桁の形になると思います。

2. テンキーを「連桁/トレモロ」メニューに変更

3. 連桁のつながり方を変更したい音符を選択してテンキーを入力

今回は2番目のG音を前後と繋げたいので

変更したい音符(2番目の音符)を選択して……

このマークのテンキーを選択!

すると……

出来ました!

そう、これだけなんです。音符入力しつつ連桁のつながり方も変更できるのでとても簡単ですね☆

 

連桁のつながり方の種類

連桁のつながり方にはいくつか種類がありますので、それぞれ説明したいと思います。

連桁の開始

指定した音符を連桁の開始とします。したがって次の音符と連桁がつながることになります。

連桁の中間

指定した音符を連桁の中間音符とします。したがって前後の音符と連桁がつながることになります。

連桁の終わり

指定した音符を連桁の終端音符とします。したがって前の音符と連桁がつながることになります。

連桁なし

指定した音符を連桁ではつなげません。したがって前後の音符は指定した音符と連桁がつながらない形に変更されます。

第二連桁の開始

上記のつながり方は第一連桁についてでしたが、こちらは第二連桁の開始位置を設定します。16分音符以上の音符で作られた連桁において、指定した音符の第一連桁はつなげたまま第二連桁の開始となります。

このような音符を作成したい時に選択する

上記の設定を駆使して、思うように連桁をつなげたり分割したりしてくださいね☆

それではまた!

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