【Finale】各種ペダル記号の入力について

みなさん、こんにちは。

今回は、各種ペダル記号の入力についてご紹介します!

ペダル記号の入力は、[アーティキュレーション・ツール]、[変形図形ツール]の2つのツールから3パターンの方法がありますが、それぞれに特徴があります。

[Ped.]や[❇︎]など、文字によるペダル記号を入力する

 1. 音符それぞれに個別にペダル記号を入力したい場合

[アーティキュレーション・ツール]を使って入力します。

ほかのアーティキュレーションと同様の操作で入力でき、マクロキーを用いるとさらに効率よく入力することができます(マクロキーについては、こちらをご参照ください)。

この2つの記号を用いる

この入力方法は、最もシンプル且つスピーディな入力方法ですが、ペダル記号同士の高さを揃えたいときに、すべて手動で合わせなければならないのが難点です。

音符の位置に応じてペダル記号の高さが決められてしまうため、記号同士の高さを合わせるのが難しい

 2. ペダル記号の範囲を柔軟に指定したい場合

[変形図形ツール]を用いると良いでしょう。

[変形図形パレット]の[特殊ライン・ツール]を、「option」キーをタイプしながらクリックします。

「option」キーをタイプしながらクリック

すると、[変形線形の選択]画面が表示されますので、ペダル記号のものを選択し、あとは楽譜の任意の場所で「ダブルクリック+ドラッグ」をして使用しましょう。

こちらの方法は、[アーティキュレーション・ツール]での入力と比べると少しだけ手間がかかりますが、ペダル記号同士の高さを揃えることができ、見栄えのいい楽譜になります。

記号の高さが一致している

線によるペダル記号を入力する

次の譜例のような、線によるペダル記号を入力したい場合もあります。

こちらも、先ほどと同じように[変形図形ツール]の[特殊ライン・ツール]を用いて入力していきます。

しかし、この記号を入力する際は、複数の特殊ラインをつなげて配置することになりますので、入力自体にも高さを揃えるにも多少時間がかかります。

この2つの特殊ラインを、適宜選択して入力していく

ハンドルが示すとおり、3つの特殊ラインを1つずつ重ねることによって実現させる


いかがでしたでしょうか。

入力する場面に応じて、適したものを選択してくださいね。

それでは、また次回の更新をお楽しみに!

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