【Finale】あなたはどれがお好み?〜さまざまな表示モードを駆使して、作業の効率化を図ろう!
みなさん、こんにちは。
さて、Finaleにはさまざまな表示モードがありますが、ご存知でしょうか?
[ページ表示]、[スクロール表示]、[スタジオ表示]と、計3種類ありますが、それぞれ[表示]メニューの中から選択することができます。
というわけで今回は、各種[表示モード]についてご紹介いたします!
ページ表示
[ページ表示]は、実際に印刷する楽譜のように、各ページごとに表示されるモードです。
また、[ページ表示]にはいくつかの表示方法が用意されています。[表示]メニューの[表示方法]をみてみましょう。
デフォルトは[見開き:横方向に表示]ですが、[見開き:縦方向]なども選択できるのが面白いですね。
スクロール表示
ページの区切りがなく、それぞれのパートの五線が横にずっと続く表示モードです。
画面上部に小節番号が一つ一つ表示されているのが特徴的で、とくに長大な曲の編集においては、そのとき編集をしている小節が何小節目なのか、瞬時に把握することができます。
また、画面左下には、[小節]という入力部分があり、そこに任意の数字を入力することで、目的の小節にジャンプすることができるのも魅力的です。
スタジオ表示
[スクロール表示]によく似ていますが、こちらはプレイバックに特化した表示モードです。
各五線の左にコントローラーが設置されているのが特徴で、プレイバックをしながらそれぞれのコントローラーを操作することができ、各五線の音色や音量などを設定することができます。
感覚としては、ミキサーの操作のようなイメージでしょうか。
また、[テンポタップ]の部分では、[リアルタイム入力ツール]を使用することで、柔軟なテンポ設定をすることもできます。
デフォルトの表示モードを設定する
楽譜ファイルを開いたときに、どの表示モードで開くかを指定することもできます。
[Finale]メニューから[環境設定]を選択します。
[環境設定]画面の左側メニューから[新規ファイル]を選択し、[ウィンドウを開いた時の設定]から表示モードを選択しましょう。
いかがでしたでしょうか。
時と場合に応じて各種の表示モードを駆使し、スムーズな作業を実現させてくださいね!
それでは、また次回の更新をお楽しみに!