【Finale】日本仕様のタブ譜(符尾や連桁、休符やタイなども表示するタブ譜)を作成する方法
みなさん、こんにちは。
今回は、日本仕様のタブ譜(符尾や連桁、休符やタイなども表示するタブ譜)を作成する方法をご紹介します!
日本仕様のタブ譜?
日本で一般的に用いられているタブ譜は、実は世界標準からすると少しだけ特殊です。
それは、フレット番号に符尾(棒)や連桁、休符が通常の五線同様に表記されるためです。
Finaleのデフォルトの設定では、アメリカにおける仕様となっているため、これらが表記されないのですが、
日本仕様に設定を変更するにはどうしたらよいのでしょうか。
[符尾の設定]をうまく使いこなしましょう
まず、[メイン・ツール・パレット]から[五線ツール]を選択し、設定を変えたいタブ譜の任意の箇所をダブルクリックし、[五線の属性]画面を開きます。
画面右下にある[表示する項目]欄の[符尾]にチェックを入れ、右隣の[符尾の設定]をクリックします。
[符尾の設定]画面が表示されたら、それぞれの項目について以下のように設定をします。
- [符尾の向き]を[デフォルトの向き]にし、[連桁を表示]にチェックを入れる
- [符頭との接続位置を調整する]にチェックを入れ、[符頭]を選択し、[上向き符尾]を「24」(単位はEVPU)、[下向き符尾]に「-24」と入力する
- [連桁との接続位置を調整する]のチェックを外し、[OK]する
[五線の属性]画面に戻ったら、[表示する項目]の[付点]、[タイ]、[休符]にチェックを入れ[OK]します。
楽譜編集画面に戻ると、タブ譜が日本仕様のものに変更されたのが確認できます。
いかがでしたでしょうか。
やはり日本仕様のものの方が幾分落ち着いて楽譜を読めそうですね!
それでは、また次回の更新をお楽しみに!