【Finale】複数のレイヤーによるユニゾンを手早く入力するテクニック

みなさん、こんにちは。

今回は、複数のレイヤーによるユニゾンを手早く入力するテクニックについてご紹介します!

複数のレイヤーによるユニゾン

次の譜例をご覧ください。

オーケストラにおけるホルンの楽譜のようです

このような、複数の声部によるユニゾンという楽譜をFinaleで記譜する場合、複数のレイヤーで同じ音を入力することで処理します。

一見、異なるレイヤー間で同じ操作を2度行わなければいけないように考えがちですが、もっと簡単にこの操作を行うことが可能です。

[レイヤー移動/コピー]で一括処理

まずはレイヤー1のみで音符を入力し、レイヤーを増やす範囲を小節単位で選択します。

拍単位で選択するとうまくいかないので注意

選択範囲内で右クリックをし、表示されるメニューから[レイヤー移動/コピー]を選択します。

すると、[レイヤー移動/コピー]画面が表示されますので、[コピー]を選択し、[レイヤー1の内容をレイヤー2]とチェックを入れてリストを操作したら[OK]しましょう。

編集画面に戻ると、レイヤー1の音符の情報がレイヤー2にコピー&ペーストされて表示されているのがわかります。

休符はコピー&ペーストされないので注意


いかがでしたでしょうか。

今回は[レイヤーのコピー]を取り上げましたが、レイヤーの操作を誤ってしまったときなどには[レイヤーの移動]が便利ですので、是非使いこなして欲しい機能です!

それでは、また次回の更新をお楽しみに!

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