【Finale】3/4拍子における8分音符の連桁の配分を、「2:2:2」から「6」に変更する方法(ワルツの表記にする)
みなさん、こんにちは。
今回は、3/4拍子における8分音符の連桁の配分を、「2:2:2」から「6」に変更する方法についてご紹介いたします。
Finaleのデフォルトの単位
Finaleのデフォルトでは、3/4拍子は8分音符の連桁が「2:2:2」で表示されます。
しかし、ワルツなどにおいては、小節内の8分音符の連桁をすべてまとめる方法を採ることが慣例となっています。
連桁一つ一つを手動で変えていく方法もありますが、サクッとまとめて変更するためにはどうしたらよいのでしょうか。
[拍子記号ツール]で変更する
まず、[メイン・ツール・パレット]から[拍子記号ツール]を選択し、先頭小節をダブルクリックします。
すると、[拍子記号]画面が表示されますので、それぞれ以下のように設定をします。
① [1小節内の拍数]を[1]に、 [拍の音符の種類]を[付点2分音符]にする
② [小節の区切り直し]にチェックを入れる
③ [変更する小節範囲]において、任意に設定する(ここでは、[1小節から曲の終わりまで]にしてみます)
諸々の変更が終わったら[OK]しましょう。これで、変更が適用されます。
ちなみに、音符入力前にこの操作を行うと、以後、入力する音符の連桁が設定した通りに表示してくれますよ!
いかがでしたでしょうか。
次回は、さらに変則的な連桁の設定方法についてご紹介します!
それでは、また次回の更新をお楽しみに!