【Finale】調号を特定のパートにだけ表示させない方法

みなさん、こんにちは。

今回は、調号を特定のパートにだけ表示させない方法をご紹介します!

スコア・マネージャーから

クラシック音楽におけるホルンなど、調号を表示させずに臨時記号のみによって表記する場合も存在します。

その場合は、[スコア・マネージャー]の[楽器リスト]から設定をしたい楽器を選択し、[移調楽器]欄にある[調号を使わず臨時記号表記にする]のチェックを入れましょう!

これで、そのパートだけ調号が表示されなくなります!

すべてのパートで調号をなくす(無調表記にする)方法

現代音楽など、作品全体においてどのパートにも調号を必要としないこともあります。

その場合は、[調号ツール]や[セットアップ・ウィザード – 曲の設定]において、[無調]を選択することでその表記にすることができます。


[変更する小節範囲]を設定することで、一定の範囲内のみを無調にすることもできます

注意すべき点として……

[調号ツール]には、[調号を使わず臨時記号表記にする]という機能がありますが、これは無調表記ではなく調号を非表示にしているだけであり、設定している調号は機能しているので、注意しましょう!

例えば、以下の画像のように[Dメジャー]且つ[調号を使わず臨時記号表記にする]にチェックを入れて、音符を入力してみます。

すると、調号は表示されていませんが、入力された音符には[Dメジャー]の調号が反映されてしまいます。

調号は表示されていないものの、Dメジャーが音符に反映されてしまう

無調表記とはまったく別のものですので、ご注意を!


いかがでしたでしょうか。

無調表記の設定は、Finale 2014で簡単に切り替えることができるようになりました。今後も、さらに便利な機能を期待したいところですね!

それでは、また次回の更新をお楽しみに!

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