【Finale】ドラム譜の入力方法①〜パーカッション・レイアウトについて
みなさん、こんにちは。
今回から数回に分けて、ドラム譜の入力方法についてを取り上げます!
パーカッション・レイアウトとは
Finaleにおけるドラムの音入力は、パーカッション・レイアウトを用いて入力します。
パーカッション・レイアウトとは、「五線の第1間にはB.D.を」、「五線の第3間にはS.D.を」など、五線それぞれの位置になんの打楽器を、どのような符頭で位置させるかの設定のことをいいます。
パーカッション・レイアウトは、デフォルトとして内蔵されているものもたくさんありますが、パーカッション・アンサンブルの楽譜など、一つの五線に複数の打楽器を内包する楽譜も新規に作成することができます。
ドラムの音入力は、デフォルトですでに用意されているドラム専用のパーカッション・レイアウトを用いることになります。が、この中には多数の小物楽器なども含まれているため、このまま使うにはいささか不便です。
ですので、まずはデフォルトで用意されているドラム用のパーカッション・レイアウトの設定を行います。
[パーカッション・レイアウト設計]画面を表示させる
①まずは、編集するスコアにドラムを追加し、スコア・マネージャーを表示させます。
(楽器の追加方法については、こちらを参照ください)
②ドラムを追加したら、ドラムが選択されている状態で[記譜スタイル]が[パーカッション]になっていることを確認し、隣の[設定]をクリックします。
③表示される[パーカッション・レイアウトの選択]画面から、[Drum Set]が選択されていることを確認し、[編集]をクリックします。
[パーカッション・レイアウト設計]という画面が表示されたと思います。
この画面から、選択されたパーカッション・レイアウト(今回の場合、[Drum Set])を設定できるのです。
実際の操作に入る前の段階ですが、内容が非常に長くなってしまうため、今回はここまでといたします!
次回は、いよいよ詳細な設定に移りますよ!
それでは、次回の更新をまたお楽しみに!