こんにちは、今日も楽譜作成ソフトウェア「Sibelius」の基本的な機能をご紹介したいと思います。

今回はタイトルや作曲者名の入力方法についてご紹介するのですが…、さすがにテキストとして直接入力する方法はもうみなさんご存知のことと思います☆

「テキスト」タブからスタイルを選択して

「タイトル」を選択

タイトルを入力します

しかし、例えば曲名を複数箇所に入力したい時とっても便利な入力方法があるのはご存知でしょうか?

1ページめのタイトルだけでなく、すべてのページの上部に常にヘッダーとしてタイトルを表示させたい場合など

テキストの一つ一つを個別に変更するのではタイトルを変更した時手間がかかりますし、変更忘れの可能性もでてくるので不便ですよね。タイトルを変更したとき、他のタイトル入力箇所も連動して変更してくれる方が便利です。

今回はそんな便利なテキスト入力方法をご紹介します!

タイトル、作曲者など楽曲の情報を楽譜に表示するときは「ワイルドカード」を使用して入力!

ワイルドカードという単語はあまり聞き慣れないかもしれませんが、こんなことが出来ます。

・タイトルや作曲者など、楽曲の固有情報を楽譜に持たせる。

・テキスト表示させる時、楽譜に持たせた情報を指定して表示させる。

・楽譜に持たせた情報を変更すると、テキスト表示部にも変更が反映される。

とっても便利なので、是非マスターしてくださいね!

タイトルを入力する場合の方法はこちら!

1.「ファイル」→「情報」メニューのタイトル欄に楽曲タイトルを入力

この場合「ここにタイトルを入力」というタイトルになります

2.「テキスト」→「スタイル」から「タイトル」を選択

3. タイトルを置きたい場所をクリックして文字入力状態にする
4. \$Title\ と入力(バックスラッシュから終端のバックスラッシュまで必要です)

スラッシュではなくバックスラッシュです。上記をコピペで貼り付けても大丈夫です。

(Macはバックスラッシュも¥として表示されます)

これで先ほど「ファイル」→「情報」のタイトル欄に入力した楽曲タイトルが表示されていることと思います。

先ほど入力したタイトルに置き換えられます!

試しにタイトルを変更してみましょう!

「タイトルを変更」というタイトルに変更しました

正しく変更が反映されています

便利ですね!

この \$ から始まって \ で終わる特殊なテキストをワイルドカードと言います。

タイトルを含め、以下のようなワイルドカードがあります。

\$Title\

\$Subtitle\

\$Composer\

\$Arranger\

\$Artist\

\$Copyright\

\$PartName\

\$InstrumentChanges\

\$Lyricist\

\$Copyist\

\$Publisher\

\$Dedication\

\$OpusNumber\

\$ComposerDates\

\$YearOfComposition\

\$MoreInfo\

 

ですので、同様に作曲者名を入力したいときは「ファイル」→「情報」の作曲者欄に作曲者名を入力して \$Composer\ で楽譜側のテキストに反映させることが出来ます。

この場合「作曲者の名前を入れると」という作曲者になりますね

今度はTitleの部分をComposerと入力します。

置き換わりました!

このワイルドカードは複数使用したり、普通のテキスト入力と混在させることができます。

例えば楽譜上部に「タイトル / 作曲者 – ページ番号」を表示したい時……

複数のワイルドカードを組み合わせたいですね

まずはタイトルからワイルドカードで入力します。

入力を完了して表示を確認してみましょう。

正しく反映されました

続きを入力していきます。一度入力を完了したテキストを再度編集する時、テキストの中にワイルドカードが含まれていると以下のダイアログが表示されます。

このダイアログでは「はい」を選択すると「ファイル」→「情報」画面が開きそちらの編集を行うことになるので、続けてテキストを入力したい場合は「いいえ」を選択します。

このようにワイルドカードを使用する部分と直接入力を混在させることができます。

入力を完了すると……

できました!ページ番号は \$PageNum\ で入力することができます。入力するページにより自動でページ番号が置き換わります。

非常に有力な機能ですので、みなさんも是非タイトルや作曲者名を楽譜に表示するときはワイルドカードを使ってくださいね☆

それではまた!