【Finale】音符(休符)を入力する その3 高速ステップ入力 – キーボードを使った入力
前回記事「音符(休符)を入力する その2 ステップ入力 – MIDIキーボードを使った入力」はご覧いただけましたでしょうか?
今回は前回からもう一歩進んだ入力方法ということで「音符(休符)を入力する その3 高速ステップ入力 – キーボードを使った入力」と題し、高速ステップ入力におけるキーボードを使った入力方法をご紹介いたします!
高速ステップ入力
「キーボードを使った入力」「MIDIキーボードを使った入力」の2通りから入力することができます。
キーボードを使った入力
準備
入力モードを半角英数に、Windowsのテンキー付きのキーボードの場合はNumLockキーをオンにしておきます。
ツール選択
[メイン・ツール・パレット]→[高速ステップ入力ツール@<icon>{speedy_entry}]を選択します。小節が編集枠で囲まれます。(編集したい小節をクリックすると、編集枠がその小節に移ります)
[MIDIキーボードを使用]のチェックを外す
[高速ステップ入力]メニュー→[MIDIキーボードを使用]のチェックを外しておきます。
音高を選択
↑または↓キーで、縦棒に表示されている横棒を入力したい音高まで移動させます。
CapsLockキーをオンにすると、メインキーボードでの音高指定が可能になります。
音の長さを指定して入力
メインキーボードまたはテンキーで入力したい音符に対応した数字をタイプすると、音符が入力され、カーソルが次の入力位置へ移動します。
入力ミスをしてしまった場合
いずれかの方法をとります。
- [Windows]Ctrl+Z [Mac]Command+Zで1つ前の状態に戻します。
- 削除したい音符(休符)にカーソルを合わせ、Deleteキーで音符(休符)を削除します。
「規定の拍数を超えています」と警告が表示されてしまった場合
拍子で決められた拍を超えて入力しようとすると、以下のようなダイアログメッセージが表示されます。
いずれかの方法を選択し、[OK]をクリックしてウィンドウを閉じます。
- そのまま放置する
- 余分な拍を削除する
- 余分な拍を次の小節へ送る
- すべての小節の拍数が正しくなるまで余分な拍を次の小節へ送る
いかがでしたでしょうか? 次回はいよいよ連載最終回、「高速ステップ入力 – MIDIキーボードを使った入力」です!
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