【Finale】ポップスの楽譜にはおなじみ!トップノートを指定した和音の入力(表記)方法
みなさん、こんにちは。
今回は、Sibeliusのコラムではすでに公開されている、「トップノートを指定した和音の入力(表記)方法」についてご紹介いたします!
[五線ツール]で新たに楽譜スタイルを作成しましょう
まずは、[五線ツール]を選択し、[五線]メニューから[楽譜スタイルの定義]を選択します。
[楽譜スタイル]画面が表示されたら、[新規]をクリックしましょう。
続いて、スタイル名として[トップノート指定]など、わかりやすい名称に設定し、[表示する項目]内の[符尾]の右の[符尾の設定]をクリックします。
[符尾の設定]画面が表示されたら、[符尾の向き]を[すべて上向き]にし、[符尾との接続位置を調整する]にチェックを入れ、[上向き符尾]の値に[-84](計測単位がEVPUの場合)と入力し、[OK]を選択します。
再び、[楽譜スタイル]画面に戻りますが、[OK]をクリックしましょう。これで、五線に適用させる楽譜スタイルの作成・設定が完了です!
最後にタイの調整をお忘れなく……
五線に戻り、トップノートとなる音やコードなどを入力しましょう。
続いて[五線ツール]を選択し、トップノート指定の表記にしたい範囲を選択し、範囲選択した小節上で右クリックをします。
表示されるメニューの一番下に、先ほど作成・設定した楽譜スタイルがあるはずですので、それをクリックしましょう。
楽譜スタイルを適用すると、記事冒頭のような表記になりますが、タイが下を向いてしまっていますので、
そのまま範囲選択の状態で、[ユーティリティ]メニューの[変更]から、[タイ]を選択し、すべて上向きになるよう変更しましょう。
これで、操作は完了です!
いかがでしたでしょうか。
特殊な表記なだけに、こうした楽譜が作れるようになると、人気者になれるかも……?
それでは、また次回の更新をお楽しみに!