【Sibelius】基本的なレイアウトの方法 〜その7〜 楽譜全体において一定のルールで改ページを入れる方法

   こんにちは、今日も楽譜作成ソフトウェア「Sibelius」の基本的な機能をご紹介したいと思います。

前回は全ページに渡って自動で改行を設定する方法をご紹介しました。同じように改ページも自動で設定することができますので、今回は自動改ページの設定方法をご紹介します!

改ページを行う場所として特にページめくりのために小節休符がある場所を選択することがあると思います。そのような場合に自動改ページを設定しておくとSibeliusが自動で改ページを設定してくれるので、とても便利です☆

以下のような楽譜のときに…

最後の段に丁度4小節ほど休符があり、この位置で自動で改行が挿入されるとありがたいですね!

今回はこちらを例にとってご紹介します!

楽譜全体において一定のルールで改ページを入れたいときは「自動改行」から自動改ページを設定!

1.「レイアウト」タブの「改行」から「自動改行」を選択

2.「自動レイアウト」メニューの「改ページ」から「自動改ページを使用する」にチェックを入れる

3.「小節休符のある場所」にチェックを入れてOKを選択する

何小節以上の小節休符があったとき、という設定が可能です

「譜めくりが困難な場所で注意を表示する」チェックマークはオンにするとメガネマークもしくは V.S. 表示が該当箇所がある場合に追記されます。

すると…

できました!

自動で4小節の小節休符の後ろに改ページが設定され、かつ自動改ページが設定されているマークが挿入されました!

以下の設定を調整することで、ページ末尾に近くない(ページの中ほどにある)小節休符には自動改ページを設定しないようにすることが可能です☆

この場合、ページが60%埋まるよりも後の小節休符にのみ自動改ページが適用されます

便利ですね!ぜひ使いこなしてくださいませ☆

それではまた!

Follow me!